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Luminy Studios 開発 "Dead Mountain" が昨日発表された。

本作はディアトロフ峠事件として知られる実際の出来事に触発された、サバイバル要素を含む一人称視点のホラーアドベンチャーゲーム。
それは 9 人のロシア人ハイカーが奇妙な死を遂げた出来事で未だ明確な原因は解明されておらず、今日に至るまで多数の仮説が生み出されてきた。
プレイヤーはそこで実際に起こったことを明らかにするため、人を寄せ付けぬウラル山脈の広大な風景へと自ら飛び込むことになる。
そして、その過程においてさらに多くの疑問に迫ることになる。

ディアトロフ峠事件をテーマにしたゲームといえば言うまでもなく IMGN.PRO の "Kholat" だが、珍しい題材なだけに同じようなタイトルがまた出るとは思ってもいなかった。
開発元の Luminy Studios はワンマンスタジオで、2015 年に "Bloodwood Reload" というホラータイトルをリリースしているが評価はほぼ不評、その後直近まで 2 つのタイトルを発表していたがどちらも凍結状態となっており、正直ちょっときな臭い。
この度のトレーラーは非常に短く吹雪がノイズとなりビジュアルの良し悪しは測り難いが、前述の凍結されたプロジェクトのひとつである "DELUSION" というタイトルの 2 年前に公開されたトレーラーを見ると可もなく不可もなくといったところ。

IMGN.PRO はポーランドでも有数の著名スタジオなので映像に限らずクオリティ面では明らかにこちらが不利、なので中身で勝負したい。
Kholat はゲームプレイの面でいえば、正直に言って 「ディアトロフ峠事件のゲーム」 という意味でプレイヤーが求めていたものではなかったと思う。
被害者の書いたメモを探し求めて無駄にだだっ広い雪山をひたすら歩く、そんなゲームを求めるプレイヤーがいるはずもない。
とはいえこの題材をゲームという媒体に落とし込む場合、事件の真相を知ろうとすると必然的に山へ行って手がかりを探すことになるのでそういう形式にならざるを得ない。
如何にしてこの難しい題材をゲームとして面白く表現するかが鍵だ。
本作はサバイバル要素 (恐らく暖を取ったりするのだろう) が備わっているとのことなので、一応独自の機能は存在しているようだが…。

開発はまだ初期段階でプラットフォームやリリース時期も不明。
先の DELUSION が 2020 年冒頭にはまだ開発中とされていたので、本作はまだ着手から 1 年ほどしか経っていないと思われる。
不安要素は多々あるが、Kholat の新展開である "Project Faun" もまったく音沙汰が無いのでこちらにも期待を向けておこう。