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前回記事:Sky オリジナルスリラードラマのゲーム化 "Pagan Peak VR" の予告トレーラーが公開
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AnotherWorld VR 開発 "Pagan Peak VR" の製作舞台裏映像が Capturing Reality により公開され、これまで不明であったゲームの詳細が明らかになった。

本作は脱出ゲームの魅力を利用してシリーズモノの物語を体験する新たな手段であり、プレイヤーは基本的にクランプス・キラー (Krampus Killer) と呼ばれる連続殺人鬼の手によってアルプスのキャビンに捕らえられた犯罪プロファイラー、刑事、そして心理学者の役割を担う。
キャビンから脱出して生き延びる唯一のチャンスはクランプス・キラーが提示した謎を解くことであり、そのためには彼の精神の奥深くに溶け込まなければならない。
そして高度な VR メカニクス/シネマティックなレベル/サウンドデザインが、曲がりくねり変化するプロットと調和する。

VR 作品にとって最も重要な側面のひとつは臨場感を生み出すことであり、「異なる世界に足を踏み入れた」 あるいは 「もっともらしく、人を惹きつけ、興味をそそられる世界に入り込んだ」、といったように感じられることが大切。
本作の主な舞台は、ドイツとオーストリアの境界となる雪に覆われた森のど真ん中にあるアルプスのキャビン。
前述した臨場感を生み出すため、日が出ている時間が非常に限られる 12 月の半ばに現地へ出向き、3 台のドローンを用いて約 12,000 枚もの写真を撮影してフォトグラメトリーのインプットにし、リアルな環境を構築している。

また VR コミュニティ内にて完全な環境との対話を求める声が増えていることを踏まえ、本作でも非常に幅広いオブジェクトを拾い上げたりインタラクトすることが可能となっている。
これらのオブジェクトも、もちろんフォトグラメトリーで個別にスキャンされ、VR でのインタラクトに沿うよう入念に準備されたものだ。


映像では主な舞台となるキャビンの全容が見て取れるが、それほど大きくないためゲーム自体のボリュームも短めと思われる。
内容的にもボリューム的にもスタジオの前作 "KOBOLD: CHAPTER I" と似たような感じになりそうだ。

殺人鬼の名前にもなっている 「クランプス」 は悪い子供に警告し罰を与えると信じられているヨーロッパ中部に伝わる生物であり、12 月には若者がこの仮装をして女子供を脅かしながら通りを歩くという風習があるそう。
秋田県のなまはげに近しい存在のようだ。

リリース時期とプラットフォームは今のところ不明。