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前回記事: "Twin Soul" はソ連崩壊後を舞台に屈強なモンスターを相手取る COOP サバイバルホラー
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White Noise Team 開発 "Twin Soul" の試作版ゲームプレイ映像が公開された。

本作は 2 人のプレイヤーによる COOP ゲームと伝えられていたが、これまで映像やスクリーンショットとして公開されてきたのはどれも一般住宅のような見慣れた環境であり、屋外や広い施設のようなものは一切無かった。
一人称視点の COOP ゲームというと一般的にはそれなりに広い舞台で展開されるものなので、本作が一体どのようなゲームプレイになるのかこれまでいまいち想像できずにいた。

今回の映像の舞台は集合住宅の一室 (世帯が暮らすような大きさ) のようで、デベロッパーの SNS 投稿の記録を辿るとそれらしいレイアウトのイメージが見つかった。

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ゲームの目的はその部屋から出ることのようで、今回の映像では最終的に玄関?の鍵を見つけて脱出に成功している。
(なぜ内側から出るのに鍵が必要なのかは不明だが)
はっきりと分かる協力プレイは、2 人でタンスを移動させたり、一方が廊下 (部屋の外側) からやってきたところでもう一方が部屋の内側から鍵を開けて中に入れてやる、といった行動。
また定点カメラのモニタらしきものには敵の姿が映っており、一方がそれを見ている最中もう一方がうまく敵に見つからずにその場所を通過するシーンも見られる。
モニタを見ている方のプレイヤーがボイスチャットでそこを通過しようとするプレイヤーにうまく指示を出しているのかもしれない。

逆に敵に追われているときは、部屋の鍵を閉めたりタンスで扉を塞き止めたりすればうまく逃げられる確率が上がるだろう。
上記のレイアウトを見ると侵入口がひとつしかない一方通行の部屋はほとんどなく、狭く入り組んだ環境ならではの立ち回りと連携が求められそうだ。
また今回の映像ではプレイヤーキャラクターも敵も不完全なモデルだが、環境の方は中々クオリティが高いように思える。


本作は東ヨーロッパのどこかにある遠隔の寂れた町を舞台とした COOP パズルホラーゲーム。
ここでは 2 人のプレイヤーが生き延びるために共に協力し、恐ろしいクリーチャーと対峙し、そしてへそ曲がりなパズルを解かなければならない。
ゲームは様々な社会問題を取り上げ、それらはモンスターや環境、そしてキャラクター自身の外観に表れる。
リアリスティックなグラフィック、異なる戦闘面の特徴を備えた様々な敵、社会問題に対する言及、ソ連崩壊後の舞台、心を惑わすゲームプレイ、協力によるパズルの解決、そしてプレイヤーが下す物事に対する決断を特徴とする。

プラットフォームは Windows, Mac, Linux, PS4, Xbox One、リリース時期は明らかになっていない。